2025年8月13日(水)
前日に購入した手作りパンをお部屋で食べ9時頃にホテルをチェックアウト。
本日のメインである高野山(世界遺産)へ移動開始。
土地勘なんてあるわけないのだが、約80kmぐらいなので2時間もかからないだろうと思ってたけど、約20kmに及ぶ標高800mまでのヒルクライムの道は結構細い道が多かった。(ナビが371号線を指定するが、入り口に370号線で高野山へと案内があった)
高知県で例えれば天狗高原へ上がるような道。ロードバイクでヒルクライムしてる人もいたが、決して路面状況も良くなさそうだしダウンヒルを考えると自分なら登らないかな。
車のすれ違いもあまりなかったのが良かったのか、それほどストレスを感じる事なく到着。
突然現れる入り口の大門を過ぎ(パッと見止めれそうな場所が無かった)中門へ11時30分頃に到着。たまたま真正面の駐車場が一台分空いてたので運よくスムーズに止めれた。
下界の気温は35℃前後でしたが、ここでは28℃くらい。日陰ならまったく暑さを感じない。

駐車場から秒で辿りついた中門。高野山は対で建物があるので仏像も対で並んでる。



中門を抜けお堂?へ

ここでは3棟の中を参拝できます。各拝観料が一人500円なので3人で4500円払ったが後悔はない。
駐車場へ戻り中門から奥之院に近い中の橋駐車場へ車で移動。
ガチ勢(?)は大門から奥之院までの片道約4km(往復8km)を歩くらしいのですが、自分達はちょっと自信がなかったので片道1kmを歩く事にします。
とりあえずお昼なので奥之院入り口に近いお店でランチを頂く事に。

お店を選べば精進料理とかありますが、比較的空いているお店で食べる事に。手作り和風ハンバーグランチですが、高野山の地下水からくみ上げたお水で料理されてるとの事なので、きっと意味があるはず。
お腹を満たして奥之院へ


入り口から入って直ぐ、すこし空気が冷たく感じます(日当たりの問題?)

ちょっと歩けば左右に20万基を超える諸大名の墓石や、祈念碑、慰霊碑の数々が樹齢千年に及ぶ杉木立の中に立ち並んでいます。
目に付いたのは織田信長・ヤクルト・日産・コマツ・キリン・シャープ・etc
撮影可能エリアですが、気軽にパシャっと写真を撮るなんて1mmも思えない重々しい空気感。織田信長に関してはなんかプレッシャーのような物も感じました(写真撮ってる人なんていなかった)

唯一撮影したのが、道中にある仏像さんの群れ。
どうやら、自分の怪我や病気などの箇所に柄杓でお水をかけて手を合わせるといいとの事なので、右から順番に(15体くらい?)の仏像に水をかけてきました。
途中に小さな橋があり、そこからは聖域で一切の撮影は禁止。ここから更に空気がピリッとします。
そのちょっと先には1200年前に弘法大師空海が永遠の瞑想に入っていると信じられている場所です。現在も、毎日食事を届ける「生身供(しょうじんぐ)」という儀式が朝6時と10時半の2回行われているようです。
もちろんご本人を見る事はできませんが、お堂(?)の近くまで行き手を合わせてきました。(ありがたやー)
来た道を1kmほど戻って、お土産屋さんでショッピングし本日宿泊するホテルへ移動。
和歌山県にある滝原温泉 ほたるの湯さんへ

端的に言えば温泉がメインで、宿泊がサブのような施設。高知で言えば春野の湯みたいな感じ。
行くまでは結構な山奥やし、真夏にそんなに温泉に入りにくる人なんていないやろうと勝手に思ってたら、予想以上に人がいる。(宿泊できる部屋は9部屋しかない)

お金をいっぱい払えばもちろん直前でもいいホテルはあるんだろうけど、低層階&温泉に拘って(もちろん安いに越したことはない)ので、このホテルが取れただけでもありがたい。

お部屋はレトロな感じですが、広さは十分なのでゆっくりできます。

一般客は8時半までに退出しないといけないので、それまでに食事をする事に。ホテル近辺に食べる所はおろかスーパーもなくコンビニもない。
あきらめて施設内の食堂で食べる事にするが、ここメッチャ混雑してる。
多分だが、近隣の人が食事&お風呂で来店されてるんじゃないかなと思う。
少し待って食べる事に

自分はトンカツ丼、配偶者は親子丼、娘はネギトロ丼ハーフをオーダー。あまりお腹が空いてなかったので少しトンカツを分け与えたりして食べました。
その後は温泉へ。8時も過ぎると宿泊客だけになるが大浴場・露天風呂・サウナもほぼ貸し切り状態。
夜空を見ながらの露天風呂は最高でした。
風呂上りに飲み物を購入。

もちろんメイドイン和歌山の飲み物をチョイス。
四国では愛媛のみかんが有名(蛇口からミカンジュースがでてくる)だが、和歌山のミカンは酸味があまりなくサラッとしてる。(別にバヤリースと似てるとかは言ってない)

とらえずロビーで購入したみかんジュースを飲みながら地元新聞?に目を通す。村上春樹風に言えば、「隅から隅まで読んだが、自分の関心のある記事は何も書かれてなかった」
部屋に戻ってTVの電源を入れたが「電波が受信できません」と言ってブラックアウト。フロントに電話して来てもらったが、どうやら全室(もちろんロビーや食堂を含む)のTVが写らないトラブルが発生したみたいだ。
もう一度、有田タイムスでも読もうかと思ったが、思いとどまって川の字にならんで早めの就寝をしました。
コメント