今日は鳥取県で開催される「第2回 鳥取うみなみ250」の当日。
昨夜は、慣れない長距離運転の影響か大会前の不安(特に悪天候関してウエアどうしようとか)・興奮の影響かわからないがあまり熟睡できなかった。
前日の受付時に「4時30分にHPで大会の最新情報を更新します」といわれたので、4時に起床し朝食後にHPを確認。
どうやら自分が「朝から雨がザーザー降ったら参加どうしよう?そんな中250kmもライドする自信がない」と紋々としつつ寝るてる間に、既に22時頃には大幅に変更されてたのね。
新しいコースをチェック。短くなったといえと135km。
エイドの補給食も250kmをぎゅっと詰め込んだ盛りだくさんになってる。こんなに食べれる自信もないがw
朝の時点での天気予報。まぁ雨は確定だが寒くて震えることはなさそうだな。(なにが不安ってウエア選びですよ)
もともと、ローディあるあるで周りの人に「どれくらいの距離を走ったことあるの?」と聞かれることがある。今までは「200kmぐらい?」と答えてたけど、この大会に参加して正式に「250km(実際は254.9km)を鳥取の大会で走った」と答えれるかなと思って。
ただ、コースが短縮されるとなると「そもそも何のために走るのか?」がぼやけてくる。
しかも宗教上の理由で「雨が降ったら危ないから大会にでない」と決めてる(機材やウエアなどのダメージもバカにならない)ので、ちょっとだけ紋々とするが、今回に限っては
朝一はとりあえず雨ふってないし、250kmは走る自信がなかったけど、135kmなら走れる気がする
ともはや頭がバグってるとしか思えないが、やる気がでてきたので着替えてホテルを出発。道中で雨が軽く振ってきたが傘をさしてジョグしてる人がいて目から鱗(雨降ったらジョグできないと思い込んでた)
予定通りに6時過ぎに会場に到着し急いで準備。なんやかんやで開会式にはちょっとだけ遅刻w
一応7時スタートですが、10分ほど前倒しで10名くらいのグループでスタート。
雨も降ってないのでみんなテンションが高めの様子。自分は5~6番目のグループでスタートして、ほどなく丘ぐらいの登りが始まり、そこで脚の揃ったグループが形成され時速40km近くでグングン進む(早すぎるw)
信号待ちに地元チームの方に話しかけられ
地元チームの方「どちらからですか?」
自分「高知です。」
地元チームの方「じゃぁ600kmぐらい(高知から鳥取まで)ですか?」
自分「280kmぐらいですよ」(自分も来るまではそれくらい距離があるんじゃないかと思ってた)
地元チームの方「うはぁ。この大会は(鳥取から)高知県付近まで行ける距離か。ヤバいですね」
自分「ですね~本来なら日本海から太平洋まで縦断の距離ですよ」
などと和んだ感じ進みます。ただバイパス道のような幹線道路沿いの路面状況があまりよくなくて、アスファルトが車の轍みたいになって「ガタガタ」とちょっと怖かった。
気温は24℃くらいですが湿度は100%に近いのか、信号で止まると汗が噴き出す感じ。むしろ少しは雨が降ってほしいぐらいに
第一エイド手前でスローパンクしたように感じたのでスローダウンしたが、特に問題なかった。
なんとか第一エイドに到着
気になるバイクを声かけて見学させてもらった。この後、緩い登り坂をメッチャ早い(車より早かったような気がした)速度で抜かれた。
5分ぐらいの小休憩でリスタート。後方から追いつかれた脚の合いそうなグループと一緒に進みます。(向かい風なんですよ)
この時点で約50kmほどライドしてUターン。まだ朝の8時30分くらいですが、ガッツリ一人前のうどんを頂きます。
食べ始めた頃に雨が降り出します。急いで食べてリスタート。(うどんを味わう暇はなかった)
行きは向かい風だったので帰りは追い風。雨が凄すぎてグループで走る事より「命大事に」に作戦変更
もう、走ってる車もライトオンするぐらい凄い雨。轍も水たまりができ、走りすぎる車から盛大に雨水を浴びるし、もう怖い者はなにもありません。
ただ気温は24℃くらいでテンポ走してる分には体が温まって丁度いいが、信号待ちだったりするとちょっと肌寒い。(もう濡れていない部分はない)
第一エイドまで戻りました。道中では「あんなにうどん食べたからもう食べれない」と思ってたけど、
寒さのせいでカロリー消費が激しいのか、またお饅頭を頂きました。また小休憩後にスタート地点に戻ります。
もう本格的(てか警報が出る手前?)な大雨。
ガーミンにルートを入れてるけどディスプレイが見えないし、雨音でビープ音も聞こえないし、まったく役にたってないw
スタート地点に戻ってきました。
ショートコースの方はここで終了(のはず)。自分はロングコースなので、今度は逆向き(朝は西に向かって走った)の東に向かって走ります。
受付で女性ライダーさんがスタッフさんに「次のエイドまでどれくらいの距離ですか?登りありますか?」と聞いてて、「あと15kmくらいで登りは・・・スタートしてちょっとだけありますけど、平坦ですよ」との会話を聞いて、まぁあとちょっとだし頑張ろうと気合を入れなおしました。
ここではオニギリと味噌汁を頂きました。また雨が降ってきたのであまり味わって食べる事が出来ませんでした。
ここはスタート地点。一旦、自分の車に戻ります。
アイウエアが曇って見ずらい。OGKに付属されているシールドに変更。
大雨なのでダウンヒルとか顔が雨粒で痛いんです。このシールドでなんとかなるんかな?
この後、「あと15km行ってUターンか。頑張ろう」と心の中で呟きながら進みます。
しかし、15km過ぎてもなにも現れません。「あれ?なんか間違えてる?」と思いながら進みます。
ちなみに後でログを見たら
基本的に登り調子で結構アップダウンが激しい(むしろ平坦はなかったような)コースで、距離も20km近くありましたよ。
きっとスタッフさんの「みんなリタイヤしてほしくない。頑張ってリスタートできるように」との心遣いだったのかなと、勝手に思ってますw
海辺のカフェ デルマーさんに到着。もう雨で目の前の日本海なんて見えないw
ここではズブヌレですがスタッフさんに「よければ店内でカレーが食べれますよ」と声をかけて頂いたので、恐縮しながら店内に。
素人でも「ちゃんとスパイスから作ってるカレーやな」と感じる(間違ってたらごめんなさい)旨さ。辛いんだけど甘いみたいな複雑な味。疲れた胃袋でもペロッと平らげてしまいました。
たぶん、鳥取県にきて初めて旨い物を食べました(全部、雨が悪い)
そして、後はスタート地点に戻るだけ。ヘルメットのシールドがイイ感じ。曇らないし顔に当たる雨粒をシャットアウトしてくれるし。
復路なので、往路を頑張ってるライダー(女性ライダーもいたよ)に見守りつつ自分も頑張ります。
そしてゴール。道中は自分の前後にライダーがほとんどいなかったので、心細かったがスタート&ゴール地点は活気があって良かった。
参加賞?のバスタオル。丁度ズブヌレの体を拭くには持ってこい。
とりあえず車に戻って最後の気合を振り絞り
自宅からわざわざ持ってきた水を被ります(もう冷たくて、もはや修行やな)
第2回鳥取うみなみ250(コース短縮)
距離:135.30 km
時間計測:4:56:36
移動時間:4:20:14
獲得標高:655m
平均スピード:27.7km/h
最後に運営スタッフのみなさま、一緒に走ってくださったライダーのみなさま、有難うございました。
来年は梅雨シーズンを外して開催してもらえると有難いが・・・リベンジするかな?
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