2025年11月08日(土)
土曜日は受験生の娘を学校に送迎するというミッションが課せられてるので、送迎に加えて掃除など家事を午前中はこなします。(受験生というパワーワード・・・)
気が付けば昼前。無性にココ壱番屋のカレーが食べたくなったのでお出かけ
いつもココイチでは1辛を25円プラスしてオーダーするが、この店でやると食べるのが困難になるくらい辛くなるのでノーマルでオーダー。(それでも他の店より辛い気がする)

少し奮発して手仕込とんかつカレーをチョイス。いつも食べながら、カレーの辛さで肉の味があんまりわからないから、安いロースカツカレーでも良かったかも思いながら完食。
明日は朝から雨予報。今日は久しぶりにお酒でものもうかとディスカウントショップ リカオーさんへ

6本パックでも買おうと思ったけど、2リットルの水が一本くれるので箱買い。(どうせ年末年始は飲む機会増えるし)
この流れで昼過ぎに学校が終了する娘を迎に。すると懐かしいメロディーが聞こえる

元祖移動販売のロバのパン。かつては本物のロバが荷車を引いていたらしく、昭和30年代は全国で170店近くあったらしい。今は本部のある京都、高知、岐阜、徳島4府県の4店が続けており逆にレアなパンになりつつある。
高知で製造されているのはご高齢な夫婦で0時から作り始め、その日の内に売り切るスタイル。売れる分だけ作るをモットーにしてるので、ネット販売やコンビニの出現でも団地や高齢者施設などのルート営業で確実な売り上げを上げているらしい。しかも買いたくてもルートが不明なので見つけたら買うという心情が湧きたてられる。(プラモもいつでも買えると思うと買わないけど、転売などで買えないとなるとよけいに欲しくなる)

チョコレート蒸しパンとマフィンを家族へのお土産に購入。無事に娘をピックアップして帰宅。
やっとマラソン練へ出発

14時半頃の高知市から見た太平洋の様子。気温23℃。マジ暑い。散歩してる人もTシャツの人もいる。(11月なんですけど)
今日はLSD練をします。玄人に言わせればLSDとジョグ練は違うそうで、LSDは時間を決めてゆっくり走る。ジョグは距離を決めてペースは不変でいいらしい。
今日は2時間走るLSDをやろうと思う。(ロードバイクの2時間なんてあっと言う間だけどジョグだと気が重い)

腰に付けて走るランメトリックス。最近は少しフォームも改善してきてスコアも70点代になってきた。1万4000円するが膝痛みなど、なんらかのトラブルを抱えている人に強くお勧めします。自分も左膝裏の痛みに悩まされていたが、このランメトリックスでフォームを見直すことにより、現在は発症することなく練習を続けられている。
次回の龍馬マラソンではサブ3,5を目指して(単にスローガンともいうが)連中だが、骨盤をメビウスの輪のように上下左右に捩じりながら走ると勝手に脚が回るのでペースは速いけどそれほど疲れない(みぞおち辺りから腹筋は使う)走りを習得中である。

17時近くになるとすっかり暗くなってきて夜明けに負けないくらい神秘医的な光景が広がります。

メチャ疲れたがラスト1kmはキロ5分で走れた
アラフィフになると、「俺の人生はこのままでいいのか?」などと迷いが生じてきます。そんな時に読んだ一冊

著者はみうらじゅんさん。名前は知っていますがよくは知らない人。タレントさんかと思っていたけどイラストレーター(時に文化人)と称されてるらしい。
基本的にはエッセイのような「なぜ仏教にハマったか?」をベースに仏教について書かれています。驚いたのは中二病を拗らせて、ある意味ちゃんと仏教学校へ進学されてたちゃんとした(?)人でした。自室のドア上にはジョンレノンのイマジンを文字って「イマ寺院」と称するほどの熱の入れよう。ちなみにご実家は寺や神社とは無関係のようです。
文章もポップにかかれているのでとても読みやすい。
特に印象に残ったのは地獄の解説。地獄には大きく8個に分かれ、さらに16の小さな地獄があり、合計128個あるそうです。
まず8個に分類されている地獄で一番罪の軽い人が落ちる地獄は
【等活地獄】
殺生の罪を犯した者が落ちる場所。また、生前に好んで争いをした者や反乱で死んだ者もここに堕ちる。罪人同士が骨になるまで殴り合う。死んでも直ぐに生き返る。刑期は1、6兆年
そして最も最下層な罪の重い地獄は
【無間地獄】
殺生、盗み、邪淫、飲酒、妄語、邪見、犯持戒人、父母殺害、聖者の殺害をした者が堕ちる(飲酒もダメなの?)
あらゆる責めの苦を受ける。この無間地獄に比べたら他の地獄は甘く感じるらしい。刑期は5万兆年以上
よく「あの世で合お」というセリフがありますが、余程の聖人でないかぎり地獄へ行くのは確実ですし、128もあり生前の浄罪で場所が決まるわけですから再開すのるはムリゲーだという事がわかります。
これを知っているだけづも、死んでから「こんなはずじゃなかった」と悔やむ事が減るのでヨシとなるかも。
余談ですが、地獄と地獄の距離は数万由旬(1由旬=7km)なので、歩いて隣の地獄へ行くことは困難です。
もう一つだけ。
機嫌という言葉。
実は仏教用語らしい。現代においては、挨拶にも使われるし、ご機嫌取りなど少しネガティブな時にもマルチに使われる言葉ですが、そもそもは仏教における機嫌は「そしりあい、不愉快に思う事」とかなりネガティブな言葉です。
その由来は修行に励むお坊さんが暴飲暴食などして、世間から嫌われない(お布施などで生計)ための戒律としての言葉が発症のようです。
機嫌を取る=顔色を伺うみたいなネガティブな要素もありますが、みうらじゅんさんは相手の事を思って行動する=人間の基本と記されています。
端的に言えば、人間関係のトラブルは相手の機嫌を取ることを怠ったためと言っています。たしかに家庭内でも仕事関係でも必要な要素だし、「なぜこの俺がこんな事」みたいな片鱗が見えると、100%トラブルが発生します。
ご機嫌を取るように修行して、少しでもマシな地獄へ行けるように努めましょう。
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