今日は所属しているクラブチーム開催の土佐センチュリーライド(通称:土佐セン)大会当日
いつもよりちょい早の4時起床。6時頃に高知市から出発します。高知市の気温は25℃くらい。
この大会はいつも雨が多いイメージだが今日は降水確率0%(奇跡!)
車内ミュージックは「21st Century Boøwys Vs Himuro」で朝一から気分アゲアゲ「今夜は最後まで火遊びするぜー」で盛り上がって行きます・・・・が、高知ICのETCゲートを過ぎようとすると、左側にワラワラと人影が。どうやら交通機動隊(正式名称は知りませんが・・)で、そこから男性が二人乗った真っ白なクラウンが出てきてるじゃないですか!(完全にフラグが!)
自分の真後ろにいるので、速度標識を確認(80km/h)し、ちょい上回るぐらいで大会会場へ(ドキドキが止まらない)
徐々にクラウンは後方へ消えつつあるが油断できないのでそのままの速度で走る。しばらくすると、県外ナンバーの小型車に乗ったマダムが自分を抜いていく。
「あれ?思い過ごし?」と思ってたら

バッカ早い速度で追いかけていった。(ドキドキが更にドキドキ)
会場近くの大豊ICで無事(?)に降りて下道へ。海抜250mくらいの高地なので気温22℃で涼しい(窓全開では寒いくらい)

メイン駐車場。入り口は若干わかりにくいですがスペースは十分広い

奥には早明浦ダム。もしも決壊したら字のごとく「全てが水に流される」ことになります。(※他にも駐車場あり)

駐車場からは約1kmほど離れた大会会場の「道の駅 土佐さめうら」。ロードバイクなら大した距離ではないです。奥にはビブスを着てる人がいる箇所が受付。

受付時に事前発送されたハガキを見せてリストバンドを貰い受付完了。その時に日本サイクリング協会(通称:JCA。自転車持ってなくても入会可能)のカードを見せると1000円のキャッシュバック。
自分はハーフコース(ぼっちり:ちょうどいい)なので実質2,500円。フルコース(たまるか:場面でニュアンスが変わるが恐らく「あんた凄いね~」みたいな感じ)でもプラス1000円なので、破格じゃないですか?

リストバンドには強力な両面テープが施されてるので手首に巻きつけます。自分のスタート時刻も書かれてるので5分前くらいにスタートに集合します。
ちなみに出走は参加申し込み順なので早く申込すれば早く出走できます(内緒ね)
今年のエントリー数はとフルが約50人ぐらい、ハーフが約200人。
ロードバイクブーム全盛期からいうと数が減った(自分も含めフルを走る人もかなり減った)が、それでも同窓会のような感じで若い人もレジェンドも集うのが土佐センのいい所。(暑いから走らないとか関係ない)

ハーフはフルの後から出走なので時間はタップリあります。水分とあんぱん食べて準備します。
主催者が風の流れのようにマイクで簡単な諸注意を放送して、自分が「そろそろ開会式の時間ですね」と話しかけると「さっきのが開会式。暑いからえいでしょ。うふふ」とステルスのような開会式が終了。(もちろんえらい人の挨拶なんてありません。※働き方改革)

今日のコースの高低図。スタート地点でも海抜250mあります。8時頃からスタートだが既に30℃を上回ってきたんじゃないかな?日向はクソ暑い。
フルはCP3からUターンです。(たまるかー)

うっかりしててフルの第一陣のスタートを撮ることを見逃してしまった。第二陣のスタート。

自分の番。道沿いに一列に並び、時刻になればスタッフの合図とともにスタート。
みんな元気なので序盤の15分くらいの平地はいい感じのトレインで突き進みます。途中で中切れとか起きるので、フルパワーでブリッジしたり(後で後悔するから止めとけばいいけど止められない)テンション高め。
その勢いで初めの郷ノ峰をヒルクライム。はじめのトンネルで「もう終わり?」と思った人はいると思いますが、軽く下ってさらに登るという意味不な仕様の坂。

涼しいトンネルを抜けて約11kmのダウンヒル。道はズドーンと広くて勾配は5%前後。気持ちよく下り、CP1の道の駅 633美の里(むささびのさと)さんへ

まだまだ元気いっぱいですが、慌ててはいけません。ハーフの最大の難所「通称:大森トンネル」のヒルクライムに備えて、持参の補給食と水分補給します。
去年はメチャ暑くて結構苦労して登った坂(ちょっとトラウマ)。複雑な気分でリスタートします。

CP1をリスタートした人達にはスタート地点の気負いはなく、むしろ談笑しながらゆるゆる上り始める人達が多い。
麓は木陰があるが直ぐに容赦ない暑さの中のヒルクライムが始まるので、なかなか一気に登るのは難しい。
途中の木陰で休んでいる人を横目に何人かをパスしながら(もちろんパスもされながら)、ゼーハーと頑張ります。その横を県内屈指のOさんが爆速で登っていき、1mmも「追いかけよう!」と思いませんでした。

給水(氷水)ポイントに到着。
もう写真なんて撮る考えも及ばないくらいの暑かった。直ぐに「頭からかけてください!!」とお願いしてぶっかけてもらいました。(貴重な水なので心苦しいです)
毎年、声に出さないように我慢するんですが「ぁぁ、ヴァヴァ、あああああ!」と思わず声が。(様子を見てた参加者さんから「気持ちよさそう」と声が)HPが10%くらいだったが、50%ぐらいまで回復。
熱中症対策で少し手前に移動し給水ポイントでしたが、みなさんどう感じたでしょう。
初心者の自分も含めライトユーザーさんも考慮し、もう少し手前の鉄塔が見えるとこが良いかもと思いました。(あの辺りから斜度が10%になったりして辛いんです)

ご意見はサイクルショップヤマネさんにでも伝えておいてください。来年からの参考になります。(よろしくお願いします)
氷水を被ってすぐに2つ目のトンネルへ。中は結構涼しいので気化熱で一気にクールダウン。まだ上りがゆるく続きますが徐々に回復していきます。
そこから頂上の3つ目のトンネルまでは約1km。もう目と鼻の先なので頑張ります。
頂上の「大森トンネル」は距離が長くクールダウンしつつ呼吸を整えます。(トンネルを出でて左手には自動販売機もあり)
ここまで来たら後はボーナスタイムに突入。(異論は認める)
CP2まで10kmちょいありますが下り基調なので気持ちよくライドしましょう。なんなら後続からのトレインに飛乗って行けば楽しいですよ。(自分はそうしました。引いてくれた方有難うございました)

CP2。ここではうどんなどが食べれるので、ハーフの人は休んでいく人が多いです。
自分は向かいにある道の駅 木の香(きのかじゃなくて、このか)さんへ


道の駅奥にある「木の香市」。手前のおでん屋は知人が経営してるので、近況報告がてら寄ります。
ちなみに海抜500m以上になるので風が吹いてかなり涼しいです。

売り上げにちょっとだけ貢献。高知名物のおでん?とあめごめし(炊き込みごはん)をいただきます。ちなみに毎年あめごめしは食べてて本当に美味しいの。
今年はちょっとだけ寄るつもりが、やっぱり20分くらい話し込んで休憩終了。
ここから自然豊かな本川村方面へ。まだボーナスタイムは続く(異論は認めない)ので多少のアップダウンはありますが、下り基調なので気持ちよく「自転車最高。田舎最高。」とライドしましょう。




途中で汗があまりでなくなってて、ちょっと熱中症気味かもと思いつつ、もうちょっとだからいけるやろう!とCP3を目指します。(もうボトルに水がない)

CP3付近の早明浦ダムの様子。素人見立てでは水はいっぱいあるようで、香川県のうどんはまだ茹でれそうです。

CP3でポカリとバナナをもらい一息。スタッフと談笑してたら気が付いたら一瞬で無くなってた。
後はスタート地点の道の駅 土佐さめうらまで数キロ移動してゴール。(フルの人はここから来た道を戻っていく)
ここで落車トラブルに対応(大事になってなければいいのだが。交通整理とか手伝ってくださった参加者さんありがとうございました)

無事にゴール。完走証とソールフードのリープル。そしてあんぱん(クリームパンも選べる)を貰いました。ここでもスタッフと談笑してたら一瞬でパンとリープルは無くなった。


一緒にライドしてくれた参加者さん、スタッフの皆さん有難うございました。
駐車場へ戻り、持参したタンクを頭かあらブッカけます。これで結構さっぱりするのでお勧めですよ!


今回使用したバイク。リドレーフェニックス。ツールでグライペルがスプリントで優勝したことあるバイク。(グライペルが化け物過ぎるってだけですが)
着替えて13時過ぎ、できる限り地元にお金を落としたいと思案してたら、駐車場から近くのラーメン屋を発見。

ラーメン土佐町439(よさく)さん。はじめて入ります。

まったくわからないのでメニューの先頭にある「塩らーめん」をチョイス。ぱっと見、半チャーハンらしきのが見当たらなかった(めっちゃおなか空いてる)ので、ご飯もの「439丼(よさく)」をオーダー。


思ったより量がある439丼。「バラちゃあ」と「レアちゃあ」の角切りがのったまぜごはん。
塩ラーメンは繊細な味。ライド後のバカ舌には旨味がイマイチ分かりにくい。ただ、レモンの皮のような柑橘系や糸辛子が少しアクセントで入っていて食べやすい。
逆に439丼はメッチャパンチが効いてる(濃い目の味付け)ので、空腹にはうれしい。
食べてて「あれ?見た目以上に量が多い」と思い、439丼は少し残してしまった。(あんぱん食べてるし)

帰宅後にロードバイクを洗車。当然、死ぬほど汗が出る。巷では洗車するまでが土佐センと言う人もいますが、

顔パックするまでが大会です。
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